Buescher True Tone C-melody

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Buescher True Tone C-melody SN1630XX(1924-1925年辺りの製造)です。最高音はFです。外観上特におおきなへこみは有りません。この年代のものにしては塗装の傷みもほとんど有りません。

バネがゆるい、パッドがネチャっているなどの問題点は多少ありますが、購入時より未調整のままで吹けてます。このサックスに驚かされたのはこの年代のものにしてはピッチがとても安定している、特に高音がちゃんと出ることです。自分の持っているビンテージサックスのほとんどがhighD以上ではピッチが不安定ですが、このサックスは比較的正確なピッチです。

このサックスの最大の売りはその音色です。CONNメイドのNYselmerのc-melodyは、こじんまりしていてとてもかわいらしい感じの音なのですが、このBuescherの音は対照的に力強く張りがあり、かつダークな感じでとても渋いです。

キーの配置が比較的狭くまとまっていて、指がスムーズに動きとても演奏しやすいサックスです。オクターブキーも使いやすい格好をしています。G#はmother of pearlの付いた丸い形です。最初違和感が有りましたが、なれると結構押しやすいです。G#トリルキーがついています。

噂によるともう少し後のシリアルのTrue Toneのほうがもっと出来が良いと言う話です。因みにTrue Toneのシリアルは254XXXくらいまでです。

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